今年も開口一番に出て来た言葉は、新型コロナウイルス感染症でした。

第6波になりますが、とてつもない感染力で猛威を振るい、次々と変異するウイルスに、世界中が振り回されております。そんな中で私達を取り巻く環境が少しずつ変わって来たように思います。多くの決済処理が現金から電子決済に急速に置き代わり、買い物に現金を持ち歩かなくて済むようになって来ました。また商談もズーム等のソフトを使いパソコン画面を介した商談が主流になろうとしております。このような動きは、コロナウイルスの感染防止の観点から急速に普及してきました。

 

そして、私達の商いの元とも言うべき海の魚達にも地球温暖化が大きく影を落としてきました。年々海水温が上昇して海流も変わり、近海で取れていた魚が遙北の海に行ったきり戻って来ません。その代わりに今迄南の海で獲れていたような魚が近海で揚がるという現象が起こっており、昨シーズンは“鮭”も“さんま”も今迄に無い不漁でした。遠い漁場まで高いガソリン代を掛けて行っても漁が無くては話になりません。また、今迄鮮魚等の販売をしてなかったドラッグストアが“凍眠”の冷凍技術を導入してまぐろ等の冷凍魚販売を始めました。今や巨大ドラッグストアと巨大スーパーマーケットそしてコンビニエンスストアの三つ巴戦が始まりました。

 

私達は、地元の方々の力となるような商品を地元のベンダーさんと共に研究、開発した商品を流通させて、地元の皆さんと一緒に歩む市場として成長して行きたいと考えております。  今年もどうぞ宜しくお願い致します。